谷本農園 園地のご紹介

谷本農園マップ

谷本農園マップ

上富田町岡「高畑山園地頂上」から世界遺産「熊野古道」方面を望む

谷本農園は、和歌山県の南部白浜温泉で有名な白浜町の隣町「上富田町」岡地区にあります。
世界遺産登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」(熊野古道)のちょうど入り口に当たることから「口熊野-上富田-」の愛称で呼ばれている地域です。

高畑山(栽培品目 極早生温州みかん・完熟温州みかん・紅小梅・南高梅・ポンカン)

  • 高畑山
  • 谷本農園で一番古い園地。わたしのおじいちゃんが昭和30年代初期に手堀りで開墾したと聞いています。標高は一番低いところで約100m、高い所で200mと標高差が100mもありますので、栽培されている品目も、高い所からポンカン→完熟温州みかん→極早生温州みかんの順に植栽されています。谷本農園がお届けしている完熟温州みかんのとろける様な味わいと薄皮感は、この園地の土壌の特性、紀南地方特有府の気候、そして宮川早生というみかんの品種によって作られます。写真最高部のすこし茶色に見える園地は2年前から完熟ポンカンを栽培しています。まだまだ量は収穫できませんが、来年の2月頃からは皆様においしい完熟ポンカンをお届けできると思いますのでご期待下さいませ。

向山(栽培品目 極早生温州みかん・完熟温州みかん・紅小梅・南高梅・レモン)

  • 向山
  • 私(谷本雅司)の父(現在の園主:谷本幸太郎)が昭和40年代に開墾した向山園地(実家の向かいの山にあるので、向山園地とはあんいすぎるかな?)。写真奥に見える水色のタンクは園地すべてに水を供給する。点滴冠水システムを国の補助を受けながら平成13年から導入、南高梅には夏場の水やり、完熟温州みかんにはマルチ栽培と併用して、水分バランスをコントロールした極上の完熟温州みかんを栽培しています。園地は南向きで日当たりも良く完熟レモン・ダイダイも栽培しています。写真の左半分は温州みかん、道を挟んで右は南高梅の畑となっています。

大田(栽培品目 南高梅・紅小梅)

  • 大田
  • 自宅の周りに小さな梅園が3つありまして、そのうちの一つ大田園地です。昭和50年代に国の水田転換事業と基盤整備事業に伴い水田から梅園と転換され、南高梅と交配用に紅小梅を栽培しています。写真の道路左には岡川という小さな川が流れており、6月初旬にはホタルの姿もみられるとてもきれいな川です。

門の裏(栽培品目 南高梅・紅小梅)

  • 門の裏
  • 門の裏園地です。こちらも国の水田転換事業と基盤整備事業に伴い水田から梅園に転換されました。南高梅を栽培しています。この園地の特徴として、毎年サイズの大きい南高梅が収穫されます。よって谷本農園の収穫開始はかならずこの園地からスタートします。周りは住宅で取り囲まれていますので、風の辺りが少なくきれいな肌の南高梅が毎年収穫できます。

実家前(栽培品目 南高梅・紅小梅)

  • 実家前
  • 実家前の園地です。こちらも国の水田転換事業と基盤整備事業に伴い梅園に転換された畑で、南高梅・紅小梅・早生南高梅を栽培しています。自宅の窓から確認できるくらい近い場所にありますので、毎年収穫の目安の確認園として重宝しています。小さくてわかりにくいですが、小さな電信柱の先に扇風機の様な物が見えると思いますが、これは「防霜ファン」と言って、2月~4月に梅の実に霜が降りるの防ぐために、上層の暖かい空気を地表に送り込みます。谷本農園ではすべての園地にこの防霜ファンを設置して霜害を防除をしています。写真奥の緑色の屋根は地元の「岡小学校」、毎年、みかんの開花や梅取り体験に谷本農園を訪れてくれます。

カンジャク谷(栽培品目 南高梅・紅小梅)

  • カンジャク谷
  • カンジャク谷園!おもしろい名前ですね。漢字で書くと「閑寂」となります。名前の通り谷間のひっそりした静かな場所に園地があります。昭和50年代までは和歌山名産の「ハッサク」を高畝栽培で作っていましたが、現在は南高梅と紅小梅を栽培しています。写真正面奥の竹やぶの左側に小さな小川が流れていますが、ここでも5月後半からホタルよく飛びます。